もうあれから何度目の冬を過ごしただろうか・・・・・。
あの頃と変わらない街並みが今でも君を思い出させる。
別離の場所には君が好きだった「白い花」が・・・・・。
〜秋〜
季節は移ろい、紅葉溢れる秋へと変わっていった。
あの夏にかけられた言葉を抱えたままで、何かを見つけれられた訳じゃなかった。
しかし、言葉の重みは大きくなるばかり・・・そう、刻一刻と。
「唯」への「想い」は大きくなる、笑顔を見るたびに胸が締め付けられるのを感じていた。
それを分かっていても、何かを伝えるわけじゃない。
この時間が何も変わらず過ごせるのならいいと・・・。
誰も邪魔をしない楽しい時間・・・手を伸ばせば感じれる幸せ・・・。
・・・の、はずだった。
ある日告げられた、もう一つの「想い」
「唯」からではなかった、顔も知らなければ話したことも無い。
予想だにしない出来事・・・これがいけなかった。
完璧なる自覚をしてしまったのだ。
今でも思う・・・これがなければあんなことにはならなかったのに、と。
あの頃は子供だったのかもしれない・・・。・
「想い」を抱くのがこんなに暖かいだなんて。
まるで一片の花びらを掴めた子供のように・・・・嬉しかった。
俺はその場でただ一言「ごめん」とその子に謝った。
その子は、ただ小さく頷きながら「そっか・・・」とつぶやいて、
俺の横を俯きながら通り去っていった。
動揺や迷いの類の感情はあった。
でも、「唯」の笑顔がどうしても頭を離れなかったから・・・。
「怖かった」
「想い」をどこかに置いて歩いていくであろう自分が。
「想い」を誰にも見えない心の片隅に置いてしまいそうな自分が。
「想い」を忘れ、「想い」に忘れ去られてしまう自分が。
「でも気付いた」
それ以上に、「唯」の笑顔、泣き顔、照れた顔、思い出・・・・。
今ある全て、そして少し未来への願いのほうが大切なのだと。
無性に愛しいと感じた。
無性に抱きしてたいと思った。
無性に声が聞きたくなった。
もう少しで思いを告げられたその刹那・・・・・・。
君は・・・・微笑んだ。
【アノヒカライクツモノイロガトオリスギタヨ】
まだ時間は止まったまま・・・・回らない歯車を心に
【モウスコシデキミニアエルカナ】
終わらない贖罪に・・・・ただ縛られるだけ
【ツギハキミヲナカセハシナイカラ】
涙は枯れ果てた・・・・悲しみは彼方、忘却へ
【ダカラウソダトワラッテオクレ】
瞳に映る現実は・・・・ただ虚空に空しく響くだけ
降り積る雪は命の輝き 〜一年〜 「秋」 終了
つーか、秋はこういう形にするからって夏にヒロイン案を出してたのを今思い出した。
ていうかホントはもっと暗くするはずだったんだけどー・・・・まぁ、いいか
まぁ、ここまでくればヒロインがどうなるかってことは・・・・あはぁは♪
あっ!わかっても言うな!口を噤め!皆まで言うなブラザー!
・・・・・・・台詞ないって楽だなぁー(マテ
それより、ここだけ別の時間軸で動いてるって分かってる?
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