The first day〜BEGINING〜
縁公園
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi:
dona eis requiem.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi:
dona eis requiem.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi:
dona eis requiem sempiternam.
(この世の罪を取り除く神の小羊よ
彼らに安息をお与えください
この世の罪を取り除く神の小羊よ
彼らに安息をお与えください
この世の罪を取り除く神の小羊よ
彼らに永久の安息をお与えください )
10月8日の日記
今日は・・シアちゃんと歩く稟様を見た・・・何を話していたのだろう?
仲・・・よさそうだったな。
どうして逃げてしまったんだろう?いつものことのはずなのに・・・
いつも・・・いつもそう。私は物事がはっきりいえない。
だから、・・・わたしはシアちゃんに・・親友に嫉妬しているの?
・
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・
the third day〜a COMMON day in school, THREE princesses in the ONE room〜
the fifth day〜CLOSING mind, she thinks that she is no more his one for love〜
それは昼休みのこと
「はい、稟くん。タコさんウインナー。あーん」
「ぶっ・・・・」
「稟、おまえ、天まで届くアッパー食らってみたくない?」
「ごめんこうむる」
「はいはい。緑葉君じゃ勝ち目無いんだから、妬かないの。しっかしまぁ、シアちゃんもよくやるわね、楓。」
「・・・・・・・・・」
「(地雷踏んだ?)・・・あ、あはは、ね、リンちゃん」
「・・・・・・・・・・」
「(こっちもですか?)」
「あ?え、ええ。」
真弓ちゃん、こまり顔してる?しまった、聞いてなかった。
思い出しながらまた帰り道を急ぐ。
気付けば、またここに来てしまう。
縁公園
稟さまと初めてであったところ
今日も、またうたううた
かなしいうた
Requiem aeternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.
Te decet hymnus, Deus, in Sion,
(主よ、永遠の安息を彼らに与え、
絶えざる光でお照らしください。
神よ、シオンではあなたに賛歌が捧げられ、)
the sixth day〜the END of the world for her〜
のどの調子が悪いなぁ。
「んんー、けほっ、けほっ、」
「あーー、あーー」
・・・・・・・37.5℃
風邪ひいたかな?
昨日は寒かったし、それにあんなに歌って・・・
・・・・・・・・・ううん。稟様のことが気になって寝られなかったせいかもしれない。
・・・・・・・・・・・稟さま
・
・・・
・・・・・・
もう夕方か。もう何もする気になれないな。家からも出なかったし。
・・・・・・・・
熱は下がったし、あさってからは学校に行けますね。
稟さまにも会えますし・・・・シアちゃんにも・・・・・・
the last day of a"long"week〜the PARTY will be took place for THEIR bless〜
重い。
苦しい。
全身が押しつぶされそうだった。今までに味わったことの無いほどの重圧がかかる。
「はぁ、はぁ、く・・くるし」
くらい、岩だらけの洞窟。入り口は果てしなく遠い。
そこへ一人の少女が現れた。
「歌わないの?」
「だからね、もう好きなことから、好きでいることから逃げないでいいんだよ」
Pi Pi Pi Pi Pi
けたたましく目覚ましの音が広い部屋に木霊して響き渡り、その音にネリネは目を覚ました。
「・・・・んっ はぁ」
ネリネは毛布にくるまったまま、起きようとはしなかった。起きる気にはならなかった。まるで誰かにそうさせられているかのように。
・・
・・・・
・・・・・・・
なんとなく、起きる気になれないな。日曜ですから学校の心配は無いんですけど。
なんか、変な気持ち。。何の夢を見ていたんだろう?どうしても思い出せないな。なにか忘れてはならない気がする。
どうして忘れちゃったんだろう?ダメなのに、ダメなのに。
「ネリネちゃーん。ごはんだよー。朝ごはんだよー。」
・・・・お父様・・・・・あさから元気ですね・・・
ONE MORE THE FIRST DAY of princess's legend
「ん?今ネリネの声が?」
「そう?私には聞こえなかったけど。・・・それにしても、」
「ん?なんだ?」
「くふふー稟くんてほんとリンちゃんのこと好きだよねーなんか妬けちゃうなー」
「・・・・っ!うるさ〜い!!」
「さぁてと私のお買い物も済んだし。アレ買いにいこっか?」
「ああ、そうだな」
「リンちゃん喜んでくれるといいね。パーティー。」
「なんてったって、企画、準備全部稟くんが考えたんだもんね」
「・・・・・・・・・・」
「あぁ!?怒んないでよー。いくらリンちゃんが好きだからって、わたしとは結婚しないわけじゃないんだからねー?三人で神界に住もうねー」
「・・・・・・・・・・」
「だから待ってよー」
the day after all with her beautiful flower
〜the most beautiful PRINCESS with her prince. I love him, I hope he loves ME〜
今日も私は稟さまと、最愛の人とこの木漏れ日通りを歩く。
「花屋?」
「ええ、寄ってもいいですか」
「ああ、もちろん。」