Hameln



いつも一人だった 誰も居ない世界で
笛を吹き続けた 僕を見失わない為に

一人で居ることは 怖くはなかった
一人だと思うことに 怯えていた

少しだけでいいから 僕を見つめて欲しい
愛されたい 強くなりたい 痛みはもうたくさんで
この瞳から流れ落ちる雫は 全てを越えていく強さ

今日も一人だけ 誰も居ない世界で
笛を吹いていた 僕に気付いて欲しいから

手を繋ぐことは 怖くはなかった
手が離れてしまうことに 震えていた

誰でもいいから 手を差し伸ばして欲しい
愛されたかい? 強くなれたかい? 傷口はまだ開いたままで
この心の扉を強く叩く音色は 全てを愛するための強さ

少しだけでいいから 僕を見つめて欲しい
愛されたい 強くなりたい 痛みはもうたくさんで
この瞳から零れ落ちる雫は 全てを越えていく強さ

もう一度だけ笛を吹こう 一人じゃない、もう一人じゃない・・・・

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